平安神宮の観光情報

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「仏の寝姿」とたとえられる風光明媚な東山のふもと、美術館などモダンな建物を従えながら堂々と立つ朱塗りの大鳥居をくぐって進めば、平安時代を彷彿とさせる壮麗な社殿と優美な庭…京都に来たらまず訪ねたいのが平安神宮です!

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フリーアナウンサー・稲野一美(@inacchi0309)が紹介します!
フリーアナウンサー・稲野一美
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平安神宮の沿革

壮麗な社殿にうっとり…平安時代さながらの美しさを見せる平安神宮ですが、創建は意外と新しく、明治二十八年(1895年)です。

当時の京都は幕末の騒乱で荒れ、明治維新で人が東京に移り、火が消えたようになっていました。「このままでは京のまちは衰退してしまう!」とさまざまな復興事業が行われた中で、平安遷都1100年を記念して創建されたのが平安神宮なんです。

お祀りされているのは平安京を開いた桓武天皇で、美しい社殿は当時の政治の中心、大内裏の朝堂院を8分の5で再現したものです。

昭和に入って、平安京最後の天皇、孝明天皇も合わせて祀られることになりました。

国の名勝に指定されている庭園・平安神宮神苑は外からは見えませんが、社殿を取り囲むように10,000坪という広大な四つの庭があります。

明治時代に7代目小川冶兵衛らが作庭した池泉回遊式庭園で、春の紅しだれ桜、夏の花しょうぶ…と、四季折々の優美な美しさで有名です。

平安神宮のおすすめポイント

平安神宮のおすすめポイントを紹介します!
フリーアナウンサー・稲野一美
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参拝後のおすすめはズバリ、壮麗な社殿と美しいお庭です!朱塗りの社殿はため息が出るほど美しいのですが、平安京の朝堂院はこれより1.6倍も大きかったのにもびっくりします。

京都には残念ながら当時の建物は残っていないので、平安時代の大宮人の見ていた景色を体感するにはぴったりの場所といえます。歴史好きの方は是非当時の雰囲気を想像してみてください。

名勝庭園はとにかく優美で、街中なのに騒音はほとんど聞こえず、別世界のようです。入ってすぐの南神苑の紅しだれ桜は、京都のなかでも屈指の枝垂桜の名所で、春にはコンサートも開かれる人気スポットです。頭の上からふわっとピンクの世界に包まれる体験はロマンチックですよ!

「平安の苑」では、文学好きな方は足元の草花にもご注目ください。平安時代に書かれた源氏物語や枕草子などに出てくる植物が200種類以上も育てられています。「この花、初めて!」という素敵な出会いがあるかもしれません。

お庭では、池の橋殿からの眺め、お茶室の美しさ…全てがフォトジェニックです!使用料を払えば三脚・一脚の使用も可能なのがうれしいところです(期間によります)。マナーを守って、素敵な写真を撮ってくださいね。

平安神宮の観光情報

平安神宮の観光情報です!
フリーアナウンサー・稲野一美
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所在地 京都府京都市左京区岡崎西天王町97
交通アクセス 地下鉄東西線 「東山駅」より徒歩10分

市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」

「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」

「東山二条」いずれも徒歩5分

拝観時間 開門6時、閉門は17時~18時(季節によって変わります)

神苑は8時30分~、受付終了16時30分~17時30分(季節によって変わります)

お守り・ご朱印は7時30分からいただけます

料金 無料
神苑は大人600円 小人300円 (各種割引あり)
備考 神苑は6月と9月に無料公開日があります

平安神宮公式サイト

平安神宮はこんな人におすすめ

初めての京都観光にもおすすめです!
フリーアナウンサー・稲野一美
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何といっても、初めて京都に来ました!という方はぜひご参拝ください。今は神様になっていらっしゃいますが、桓武天皇と孝明天皇は、歴史の激動の中で苦悩しながら、国と都の行く末を模索し、平安や弥栄を願い続けた方々です。

「これから京都を巡らせていただきます」と感謝のご挨拶からスタートすればきっといい旅になりますよ。

京都人にとっては、時代祭や七五三、結婚式など、何かしら思い出がある神社でもありますので、京都での会話の助けにもなってくれるところもおすすめです。

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